情報カードとRHODIAを比較してみました

ボクはよいものはすぐに取り入れる=すぐ他人に影響されてしまいます。lifehacksネタはその最たるところかもしれません。今回、かかってしまった流行病の名前は「情報カード」。

ステーショナリーマガジンNo.002の【シンプルで便利!「情報カード」に注目】という小特集で気になっていた情報カード、いまだ手を出しそびれているのはやっぱり「厚手の紙をメモ用紙にしてしまう罪悪感」なのか。
そういえばRHODIAを使い始めたときも一枚ちぎるごとに「これで一円二円…コピー紙の裏ならタダなのに」と妙な後悔を繰り返していた。
机上モノ中心 情報カードを書き捨てメモに
http://mimiradi.blog81.fc2.com/blog-entry-14.html

同じく。

ぼくもこれだけしっかりした紙を、使い捨てにしてしまうのはかなり抵抗があります。かといって、メモや記録をデジタルに一元化しようとしている身としては、情報カードにしっかり書くとか使い込むというのは、どうも方向性があわない。あくまで、X02HTへの入力がしずらい状況や、「(手で)書いて考える」とき、図解なんかの一次メモとして、ガンガンつかいたいわけです。

というわけで、貧乏性らしく計算してみました。

情報カード(5x3) 100枚 \336 @ \3.36
RHODIA("11) 80枚 \189 @ \2.36

と、実は1枚あたりの単価はたいして変わらない。ほぼ1円。

情報カードの方が1枚あたり1.21倍大きいので、RHODIAの単価に1.21を掛けると、

情報カード(5x3) 100枚 \336 @ \3.36 75×125mm 9375 @3 .36
RHODIA("11) 80枚 \189 @ \2.36 74×105mm 7770 @ 2.86

となって、その差はわずか0.5円。

でもって、情報カードの場合、使い捨てなら裏表使えるわけで

情報カード(5x3) 100枚 \336 @ \3.36 75×125mm 9375 @3.36 @ 1.68
RHODIA("11) 80枚 \189 @ \2.36 74×105mm 7770 @ 2.86 @ 2.86

となって逆転。ロディアは残り少なくなったとき(10枚を切ったくらい)に、さっさと次に切り替えてしまうことが多々あることを考えると、価格面では情報カードの圧勝。

なので、気になる他のポイントも比較検討してみました。

  情報カード(5x3) RHODIA("11)
価格(単価) ○1.68 ×2.36
ペンも一緒に持てるか Hipster PDA形式 ○専用ケースでSIERRA
保管はどうする ○そのままでも保管可。ドキュメントスキャナとの相性も○ △即デジタル化しないと散逸しやすい。ドキュメントスキャナは薄いため△
パッと書けるか ○PenPodの取り出しに慣れが必要。ジェルインク(青)入れたら◎ ◎縦開きの形状と小ささ。SIERRAニードルペンの書きやすさ
書いて考えられるか ○1枚で展開できるぎりぎりの大きさ △1枚での展開は×。KJ法なら○。ただしKJ法みたいに使うのは割高感△
かっこいいか ○知的生産術的な雰囲気。ただギークというかオタク? 良くも悪くも違和感あり? ◎専用革ケースのエイジングもいい感じ。見た目はいい。

ということで、当然ですが一長一短です。あとは、これまた至極当然ですが、好き嫌いなわけです。しばらく、といってももしかしたら今日だけかもしれないけれど、まずは情報カードを使ってみようかと思います。

こうしたツールも悩みどころ満載なのですが、もう一つ最近悩みの種となっているのは、記録を「カード」にするか「ノート」にするかといった、形式あるいは使い方です。コレに関してはまたあらためて。