A6T PHOTOレビュー 外観編

中心から100mmで裁断したので、既成のトラベラーズノートよりもスリムになっています。今回買ったものは、発売開始直後に買ったものと比べると、革の質感が固いようです。が、前のものも買ってすぐはこうだったのかもしれません。朝の光のせいか、青みがかった写真になりました。実物はもう少し「茶」が強い印象です。

今回の工夫は、この「ほぼ日式バタフライストッパー」です。数年前、ほぼ1年間通して使い込んだほぼ日手帳へのオマージュ。というわけではなく、この仕組みはとても便利で気に入っていたのです。今回新発売されたトラベラーズノートのペンホルダーを2つ使うことで、上手に再現することができました。このペンホルダーはかなり使えます。

「ほぼ日式バタフライストッパー」にしたおかげで、あふれんばかりのリフィル(A4のコピー用紙)でもちゃんと収納できます。現在20枚程度挟み込んでいますが、まだまだいけそうです。重ねて折りたたむ都合上、頁端が外にどんどんでてきてしまうため、30枚前後を限度にしようかと思いますが、厚みそのものは、このペンホルダー遣いなら余裕です。挿さっているのは、試行錯誤してはいるものの、やはりこの書き味が忘れられないプラマン(無印)です。

革の厚みからくる質感。その感触たるや、目で見るだけで伝わり、触れば快感ですらあります。ペンホルダーの鈍色。その対比が美しすぎます。無垢の革には傷が付きやすく、持ち運ぶたび書き付けるたび傷つきこすれては、味わいが深くなります。道具としてモノとして満足感を得ることができます。

次回は中身編の予定。