アイデアを産むためには情報を片づけない

シゴタノ! - シゴタノ!
"この本のテーマは情報を片づけないこと。情報を片づけないって聞くと、「どういうこと?」という人も多いと思います。「情報は一度ラベルを貼ってフォルダに入れて片づけてしまうと死んでしまう!」。要するに情報をキッチリ整理するとダメよ!というのがこの本の主張。"
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=631

『嶋浩一郎のアイデアのつくり方』はちょっと前に書店で見かけて、気にはなっていたものの、買いそびれてしまった本の1つです。

  1. 本を読んで気になった箇所にポストイットフラッグを貼る
  2. Moleskineにただ順番に書いていく

といった内容だけはなんとなく気になっていました。というか、いつの間にかすべて実践してしまっていました。

本を読んで気になった箇所にポストイットフラッグを貼る

読んですぐに、ポータルアスクル(当時)でポストイットフラッグをまとめ買い。その後しばらく読む本読む本片っ端からフラッグを貼りまくりました。あまりに貼りまくってしまい、パッと見で鳥肌がたってしまうくらい(ボクは細かいモノが密集しているのが生理的に苦手なのです)。見返すのは楽しいものの、フラッグを貼り貼り読むときの読書感がイマイチなじめず、10冊程度の付箋本を作って断念。習慣化には至らず。

Moleskineにただ順番に書いていく

これはまさに今やっています。プラマンとの幸運な出会いがあったからこそつづいているやり方。シゴタノ!でも書かれているように、アイデアマラソンとも似ています。外的印象か内的発想のどちらに重きを置くか。ボクの場合は、そのどちらということなく、ユビキタス・キャプチャーのつもりもあって、とにかく片っ端から書いてみることにしています。

ただここ数日は、アイデアマラソン関連の本を読んでいることもあり「○○は××すればもっといいのに」などという工夫やアイデアなどが多くなっています。それまでは、もう少し感想の類が多かったので、やはり意識の持ち方でかわってくるのだと実感しています。

シゴタノ! - シゴタノ!
"デジタルで同じようなことはできないか

ここからは僕の意見です。本書の中では「手帳でパラパラ繰ること」が重視されているようですが、同じようなことはPC上でもできないかと(いつもそうですが)思います。"
http://cyblog.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=631

これなんですよね。ボクもいつも思います。とりあえず一段落した今この瞬間ですら、なんとかうまくデジタル化できないものか、と考えている自分がいます。そのこと自体はいいと思うのですが、今のところどうにもこうにもしっくりと落ち着かないまま、堂々巡りをしているわけです。

  1. ノートに
  2. 手書きで
  3. ただ順番に
  4. 書いていき
  5. しばらくしたら
  6. 見返して
  7. 別のノートに
  8. 手書きで
  9. 転記する

ある意味、デジタルの介在する余地がないどころか拒絶しているとすら言えます。アイデアを産むための情報の取り扱い。いわゆるデータとしての情報の取り扱いとは、当たり前だけどまったくちがうやり方が有効であり、必要なのだとわかります。

ボクがやりたいことは、そのどちらなのか。じっくり考えてみる必要があります。

  • 産み出したい
  • 覚えておきたい