いろいろやってモヤモヤしている人は「情報は1冊のノートにまとめなさい」を読むとスッキリするかもしれません

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

  • 作者: 奥野宣之
  • 出版社/メーカー: ナナ・コーポレート・コミュニケーション
  • 発売日: 2008/03/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • 購入: 28人 クリック: 855回
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すばらしすぎます。
胸焼け解消の一冊。

ライフハックとか情報整理とか知的生産とかメモとか手帳とかデジタルとアナログとかで悶々としている人は一読することをおすすめします。

  1. 複雑なのは続かない、使えない
    1. 一冊だけでいいから「シンプル」
      →これが一番大事
    2. 文庫本サイズで「携帯できる」
      →思えば、ほぼ日手帳を持ち運んでいた頃もあるわけで、A6=文庫サイズの持ち運びは苦ではないのです
  2. 情報を一元化する技術
    1. 時系列を守る
      →6桁のタイムスタンプはボクも実践していました
    2. A4書類の貼り付け方
      →これこそA6というかA版ならではのメリット。Moleskine野帳ではなかなか難しいところ
    3. これだけは欲しい文房具
      →「ここまでノートに情報整理を集約できるのも、実のところ、最近の文房具の進化に寄るところが大きいのです」そうそう。逆にだからこそ文房具探しにもはまってしまうのです
  3. 予定と記録を一元化する「時間管理術」
    1. 「行動記録」から過去データがわかる
      →その通り。行動記録魔としては、こう書いてあるだけでうれしくなります
    2. 日記も一元化する
      →「何らかの「感覚」や「考えたこと」を書いてあれば日記と考えてください」まさにまさにまさにその通り。
  4. ネタになる断片メモの「保存法」
    1. タグで一覧を呼び出す
      X02HT&PhatNotesでタグづけしてみて、その有効性には確信があります
    2. ジョッタの活用
      →なるほど。情報カードをなんとか取り入れようとやきもきしていたときに、その存在は知っていた「ジョッタ」。こうして使えばよかったのか。
  5. メモを宝に変える「アイデア術」
    1. 紙ベースでじたばたする
      →これだ。デジタルとアナログを行ったり来たりしてみてわかったのは、(少なくとも今のボクにとっては)紙でじたばたするのがあってる。やっていて楽しいし、アタマが軽くなる。「じたばたする」という表現が絶妙
  6. 分類せず一発検索する
    1. 索引をデジタル化する
      →これがこの本のキモ。ポイント。

ざざざざっと、目次ベースで気になった部分を列挙。これを見ただけでもこれは買うしかないと思い、開店と同時に買ってしまいました。読めばわかりますが、うれしくなるのはこれだけではない。1300円は安い。

X02HTが登場するのもうれしい。それもX02HTならではの連携で出てくるのが涙もの。アナログツールが充実すると、X02HTのようなもっともデジタルなツール(デジタルツールでは現時点最強なツール)が疎んじられたり脇によけられたりしがちなのに、こういう位置で組み合わせることができると、ほんとうにうれしくなります。

まずはうれしくて一気書き。おいおい自分なりに咀嚼できたらまたエントリーします。